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健康

顎関節症のため歯医者でマウスピース|作り方・費用など

顎関節症対策のマウスピース

顎関節症・歯ぎしり対策のマウスピース

  • 口を大きく開けたらバキンと音がした
  • あごを動かすとシャリシャリ音がする
  • 口を大きく開けたらあごが痛い

これ、すべて私(38歳女性)に起こった症状です。

あごの調子が悪くなり、歯医者で顎関節症だと診断されてマウスピースを作りました。

今回は、マウスピース経緯、作るまでの流れ、実際にかかった費用などについてまとめてみました。

マウスピースを実際に使ってみた使い心地、マウスピースのお手入れ方法については別の記事で書きたいと思います。

顎関節症でマウスピースを作ることになった経緯

あごの症状

私に起こったあごの症状についてくわしくご紹介します。

今までもたまにシャリシャリあごから音がすることがあったのですが、今回は症状が重なり不安になりました。

口を大きく開けたところ、右顎からバキンと音がしてしばらくシャリシャリとした音がし始めました。

数分後にはおさまったのですが、数日後、寝起きに口を開けたら左顎が痛くなっていて口が開けづらくなりました。

これも数十分後には治まったのですが、ちょうど歯医者通院中だったので後日歯医者で相談してみることにしました。

歯医者での診断

歯医者の先生からは、この症状はほぼ顎関節症と言える状態で、放置すると良くないとのことでした。

そもそも、あごの関節を傷めた場合、あごを動かさずに安静にするということが不可能なので、自然に治すことは難しいのだそうです。

寝ている間も歯ぎしりをしてしまったりと負担がかかることが多いので、マウスピースを使ってあごを守ることができるそうです。

絶対にマウスピースを作れとは言われませんでしたが、「費用としては型どりに1000円、マウスピース作成に5000円程度です。どうしますか。」と聞いてもらえました。

もともと歯の様子から歯ぎしりの疑いもあったのですぐにマウスピースを作る決断をしました。

(マウスピースを使い始めて数日で歯ぎしりと思われる傷ができていたので歯ぎしり対策としても作ってよかった)

寝方が重要(仰向けが◎)

その時に言われたのが、寝方も重要で、横向きやうつぶせ寝はあごに負担がかかるのであおむけで寝るのが一番なんだとか。

私の場合、若いころはうつぶせ寝ばかりしていたんですが、妊娠を機にうつぶせ寝ができなくなったのでうつ伏せで寝ることはなくなりました。

今は横向きで寝るのが好きで、子どもと一緒に寝ていて、「こっちを向いて」と言われていつも同じ方向を向いて寝ています。

これもあごに良くなかったのかな~と思うところです。

でも、あおむけ寝は腰が痛くなるのでなかなか改善できずにいます。

この寝ているときのあごへの負担を減らすのがマウスピースの役割です。

マウスピース完成から調整まで

私が体験したマウスピースを作って調整するまでの流れをご紹介します。

【初回】歯の型どり

まずは初日、上と下の歯の歯型を取りました。歯型をとるのは歯科衛生士さんでした。

私の行っている歯医者では、金属の網目状の土台にべったりと材料を乗せて、それを口の中に入れてべた~っと上の歯に押し付けてかたどりしました。

冷たくてツルツルした素材でぐにゅっとしています。

金属の網目状の土台は、サイズがいくつかあるみたいで、材料を乗せる前に口の中に入るのかをチェックされました。

あまりに大きいものは苦しいので、歯科衛生士さんがしっかりサイズ合わせをしてくれます。

さらに口の形状に合わせて手で土台をぐにゅーっと曲げて調整していました。

次に、下の歯も同じように型どりをしました。

材料が固まるまで1~2分口の中に入れて口を閉じてじっと我慢です。

部分的な型どりはしたことがありますが、上あご、下あご全体の歯型なので取るときにはコツが必要そうでした。

上下に動かして空気を入れてめきょっと取れました。

たまに材料が歯に残っていたり唇についていたりするのが若干恥ずかしかったです。

最後に先生の登場です。

下あごの力を抜いて、ぐにぐにとあごを動かされてあごの正確な位置の確認をされました。

普通に口を閉じたときのあごの位置と、あごがいるべき位置が違うみたいで、私の場合はもう少しあごを引いた状態があごにとって良い位置のようです。

あごにとって良い位置での上下の歯の重なりがわかるようにさらに上下セットの型どりもしてもらいました。

初回はこれで終了です。

マウスピースの完成までは2週間ほどの期間が必要で、それ以降で予約をいれました。

【2回目】2週間後マウスピースの調整

顎関節症対策のマウスピース

マウスピースは透明なもので、上の歯につけるだけのものでした。

上下の歯の型どりをしたので上下にはめるのかと思っていました(笑)

下あごに当たるところはツルツルしていて、これでどうやって下あごの位置が固定されるのか不思議でした。

まずは歯にはめてきつくないか聞かれ、少しずつ調整してくださいました。

右顎の奥歯がものすごくキツイ感じがして何度も調整されたんですが、どれがきつくない状態かもわからず、最後はなんとなくで終わりました。

顎関節症対策のマウスピース

あまりキツイと頭痛がしたりするらしいので、調整は重要です。

とはいえ、実際にはめて寝て見ないとわからないこともあるのでとりあえず様子見になりました。

次にマウスピースをはめた状態で赤い紙を奥歯に挟んでぐっと噛んで歯の当たり具合をみられました。

最後に舌が納まる部分もきれいに削ってもらって終わりました。

次回は、実際に使ってみてマウスピースの嚙み合わせや、削れたりしていないかの確認です。

【3回目】再調整

次回、歯医者に行ったら書きます。

マウスピースの費用・料金

マウスピースは、保険適用で作ることができます。

すべて費用は3割負担での料金になります。

  • 【1回目】型どり:860円
  • 【2回目】マウスピース作成:5,500円
  • 【3回目】まだ未通院

まだまだ未完成ですが、参考になれば幸いです。

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